まるで雑誌Safariから飛び出してきたかのような着こなし。大人になり誰もが思う「男らしさと品が欲しい」。そんな欲望を叶えてしまうアウターは「Gran Sasso / グランサッソ」のニットブルゾン。注目すべきは、この素材使い!
土くさい色合いで男らしさを、優しげな印象を与えるリブ編みのニット素材は柔らかさと暖かな温もりを、そして大人の品を与えるフェイクムートンの前面。小僧っぽくならない絶妙なさじ加減はアメカジの雰囲気をイタリアで作り上げたからこそ。
さて、この男くささも感じるブルゾンに合わせるパンツを考えるなら、もちろんデニム。今回はダメージデニムを合わせず、選ぶのはリッチなラグジュアリーデニムを生産する「RICHARD J. BROWN / リチャード ジェイ ブラウン」のもの。実は、現在流通しているほとんどのデニム生地は、合成インディゴによって経糸が染色されているものですが、なんとコチラは天然藍染め。ケミカル(化学染料)インディゴではなく、インド藍の天然染料を使用して、国内でロープ染色されているもので、更には『セルヴィッチデニム』を採用。まさに極上のラグジュアリーデニムは履けば履くほどに自分と融合する一本に仕上がっております。
そして、足元は今回イタリアで見つけたコスパ最強靴の一つ「DE MARCHI / デマルキ」。
こちら、悪天候の日でも愛用できスノーブーツのようなボリュームのない靴をお探しの方にも朗報です。定番デザインのマウンテンブーツはスッキリとした細身の木型を採用。使われている素材はモチモチとした足当たりが特徴のカーフ。そして、ソールにはクレープソールを採用し弾力性と滑りにくさを。ここまでなら他にもありそうですが、なんとマッケイ製法で作り上げられている為、クレープ底と相まって抜群の返りの良さと歩きやすさを手に入れれます!マウンテンブーツの固さは一切ない極上の履き心地を3万前半で購入できるのはイタリアデザイン、トルコ製で作り上げられているからこそ。
だからといって、創業まもないブランドではなく、歴史は永く1964年にAli Demirkan氏が創業したハンドメイド工場が始まり。半世紀に及ぶ靴造りの経験と技術がイタリアの企業の目に留まり、 トルコ製のハイクオリティーシューズブランドとして「De Marchi Calzature」は誕生。日本では名前も知らないブランドですが、圧倒的なコストパフォーマンスに優れた非常に高いクオリティーは要注目のシューズブランドの一つです。