以前のSTYLEでもさらりとふれた事がありますが、現在ファッション業界は良い意味でなんでもありな時代になってきているように感じます。
Supreme×Louis Vuittonなど昔では考える事の出来ないブランド同士のコラボレーションや、ストリート畑のデザイナーを据えるメゾンなどなど・・・
それとあわせて見逃せないジャンルが「ラグスポ」。ラグジュアリー×スポーティ。
リブパンの台頭に合わせて始まったスポーティ感のあるコーディネートの提案。
各ブランドがカシミヤニットのリブパンツ、シルク素材のジャージ等、素材やデザインに拘りを見せながらラグジュアリーなものへ変化してきました。
今回ご紹介したいのはラグスポの名手ともいえる「STONE ISLAND」。
ミリタリーやワークウエアに強みを持つこのブランドはスポーティなテイストのアイテム提案も世界屈指。製品の染めや加工、縫製等にも拘りを持ち他の追随を許さない唯一無二なその表情は長きにわたり多くのファンを魅了してきました。
今回使ったアイテムもまた拘りの詰まったものばかり。
トップスにはコットンナイロンのメランジニットパーカー。程良く絞りの効いたシルエットではあるものの、着心地は窮屈さなどなく快適そのもの。程良くシャリ感のある素材感もまた汗をかいてもベトツキがなく快適そのもの。
インナーにはコットンニットのクルーネックを。こちらも独特な凹凸があり、これによりこちらの一着もべトツキがない快適な着心地が特長。
パーカーを脱ぎ、一枚になった時でもサマになるシルエットと表情も魅力。
ボトムスは定番となっているスウェットのリブパンツ。程良く厚みのあるスウェット地はやや見た目にも履き心地においても重さを感じさせながらも、計算されたテーパードシルエットでスッキリとした仕上がりに。
足元にもラグスポと言ったら忘れてはいけないブランドが「PHILIPPE MODEL」。
こちらも上質な素材使い、美しいシルエットで高い人気を誇るブランド。今季オーダーはナイロン部分がカモフラ柄になっており、一見シンプルに見せつつ実は総柄という意外性を持った一足です。
春夏モデルはライニングをパイル地にすることで、蒸れ等もうまく吸収し、快適な履き心地も実現します。インソールも厚みを持たせていますので、スタイルアップも期待できる一足。
大人のラグスポは合わせる小物も拘りのあるものを。
クラッチバッグ代わりにもなる「LE'SAC」の長財布の素材はエレファントレザー。他とかぶりにくい希少な素材の逸品は持っているだけでラグジュアリー感をアップさせます。
ラグスポにチャレンジする際のコツは色を少なく素材は上質に。これで春夏のカジュアルは死角なしです。
