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STYLE BOOK

アウター=ジャケット?
Update:2018.12.23

アウターの着方というと皆様のイメージはどのようなものでしょうか?
北東北に店舗を構える弊社といたしましては、インナー、羽織物があってアウターというイメージがスタッフ側としてもお客様側からしても共通認識としてあるような気がしています。
ただ、ありがたいことにONLINE SHOPで全国各地、多くのお客様よりご利用いただいている現状を鑑みると、これまでのアウター像はちょっと変えてみてもいいのではないか?
もしかするとそこまで着込まなくても冬を越えられる地域の方にはもっとほかのアウター像をご提案できるのではないか。
というわけで、今回のコーディネートをご紹介します。

今回これまでのイメージを改めてみたいのがこちらの「HERNO」の一着。
いわゆる“チェスターコート”といわれるこちらのアイテムを“ロングジャケット”として着こなしてみたいと思います。
コンパクトなシルエットに定評のある同ブランド。程よくシェイプされたウエストにアウター以外の着こなしの可能性を感じます。
デザインに関してはツイード風ヘリンボーン柄が何ともブリティッシュ。なのに絶対にイギリスブランドでは出ないであろうロング丈。
そんなアンバランスさというか夢のコラボレーション感にワクワク。
インナーにはダウンも使用しておりますし、前立て部分に関しては着脱可能ですので、シーズンによって着こなし方を変えられるのも特徴。

インナーには「Cruciani」のタートルネック。
定番として展開されているこちらのアイテムは肌触りの良さが特徴的。
上質なウールを使用して生産されていますのでタートルネックのチクチク感にいつもやられてしまう私も含め、センシティブなお肌の持ち主でも着られちゃう一枚です。
更に編地をネック部分とボディ部分で切り替えている点にも注目したい。
ボディはハイゲージ、ネックはミドルゲージにすることで、上に羽織る時でも着ぶくれすることなく、すっきりとした着こなしに。それでいて首元には秋冬らしいボリューム感が出るので暖かな見た目、着心地を実現します。

パンツには「INCOTEX」。
ソフトなウールを使用し、秋冬らしい起毛感も見せつつ光沢感のある仕上げでドレッシーな印象に仕上げた一本。
美しいシルエットはそのままに艶感を生かしたドレッシーなコーディネート、ウールの生地感を生かした今回のようなカジュアルなコーディネートどちらも楽しむことができます。

シューズは「Paraboot」
サイドゴアデザインに限らず、この時期はやはりグリップの効くラバーソールが強い味方に。
アッパーは勿論、ソール、ソールに使用しているラバーのソフトなものは身体にも優しく、急な天候の変化にも対応できて使い勝手は抜群。

バッグは「ALFREDO BERETTA」を。
全体的にコンパクトにまとめた本コーディネート、ポケットに物を入れてシルエットを崩してしまうなんて悲しいことが起きないようにやや大きめサイズのクラッチを。
こちらのモデルはポケットも多く収納力抜群ですので、普段使いは勿論、出張の時のサブバッグとしても活躍間違いなしのアイテムです。

新たなアウターの着こなしの参考になったでしょうか。
実際に店舗に足を運んでいただいている東北にお住いの方には春・秋のコーディネートの参考にしていただいても良いかもしれません。
「アウターをアウターらしく着ない」そんな遊びを時に加えてみるのもオススメです。

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