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STYLE BOOK

イギリス×イタリアのおいしいコーディネート
Update:2018.09.14

イタリア、アメリカ、フランス、イギリス。

毎年コレクションの行われるこれらの国はトレンドの発信地でありながら、その国を体現するようなファッションテイストがあることも見逃せません。
クラシコイタリア、アメカジ、アメトラ、フレンチトラッド、モード・・・・ファッションテイストは20年周期で変わるなんて言われる中、今季のキーワードは

「英国調」

横文字じゃないんかい!と思った方すいません。多分クラシックとかがそれにあたると思うんですけど、分かりやすいのは漢字3文字じゃなかろうかということで英国調です。
柄、シルエット、素材各社随所に英国調を取り入れながらの提案が多くなっている今季。そんなアイテムを使用しながら、コーディネートのご提案です。

ジャケットは「LARDINI」のニットジャケット。これまで数シーズン続けてオーダーを続けてきたこちらのアイテム。
今季は初めてダブルブレストでオーダーをかけました。シングルよりもカッチリ感がある見た目ながら、軽量柔軟であり、程よくシェイプされているのでこのように開けて着ても崩した印象にならない一着。
カーディガン感覚で着用できるこの一枚はジャケットをこれまで着たことがないけど、ジャケットのようにかっちりしたスタイルにも挑戦したいという方、逆にジャケットの堅苦しさにちょっと疲れちゃったという方にもおすすめです。

ニットは「ZANONE」の定番タートル。程よい厚みのあるハイゲージニットは一枚で主役にもなり、今回のようにインナーで引き立て役にもなれる万能さが魅力。
程よくタイトなシルエットは着ぶくれることもなく、また肌触りもよく、首元のチクチク感もないので気持ちよく着ていただけます。

そして本コーディネートの主役はこちらのパンツ。今季「PT01」の“DRAPER”は英国生地でのみ生産されており、本モデルもイギリスの生地メーカー「MARLING&EVANS」の生地を使用。
ベージュとブラウンのカントリー感あふれるカラーリングの千鳥柄はレトロ感にあふれ、英国調を強く意識させる一本。
そして長い持ち出しとこれまでにない深い股上。
見事にイギリスの伝統的な雰囲気とイタリアのトレンドを押さえるセンスが融合した一本はディレクターのドメニコ氏らしい攻めたデザインによって見事に完成されています。

足元は「WH」の最新作を。日本ブランドのシューズではあるものの、今回の新木型はイギリス名門ブランドのラストを採用して作られていますので、こちらもある意味英国調の一足。
シャープなセミスクエアトゥで仕上げられた一足は、本コーディネートのようなカジュアルシーンで使用するもよし、ビジネスシーンでスーツの足元に持ってきてもよしの抜群の使いやすさ。
勿論干場スペシャル仕様の厚みのあるソールになっておりますので、スタイルアップ効果は勿論、クッション性も抜群。
干場氏のように世界を飛び回ったり、出張の多い方、一日の歩行量が多いビジネスマンにもオススメの一足。

バッグは「ALFRED BERETTA」のクラッチバッグを。なじみの良いソフトなレザー、使う方を考えた機能性の良い作り。
冠婚葬祭様々なシーンで使える逸品ですので持っていて損なしの極上のクラッチバッグ。

英国調が気になる今季。
イギリス物をというよりもイギリスのエッセンスを取り入れたものをコーディネートに組み込むとこれまでの自身のスタイルを大きく変えることなく、トレンド感のあるスタイルが完成しますので、是非お試しあれ。

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