先日公開のSugawara BarそしてB.R.CHANNELの弊社代表ゲスト回はご覧いただけましたか?
今回はB.R.CHANNEL内でご紹介したブーツに合わせるコーディネートを改めてご紹介します!
もうちょっとしっかり見たかった!という方、是非じっくり見ていってください笑
こちらはF.lli Giacomettiのサイドジップブーツに合わせたコーディネート。
ここ数シーズンメンズのメインになっている「モノトーンスタイル」。本コーディネートでは最近着てないなという方も多いであろう“ジャケット”を据えてみました。
キーワードは「リラックス」。早速見ていきましょう。
ジャケットは菅原靴店に今季初登場の「Finjack」。
2019年に誕生した新しいブランドでMade in Italyの伝統的なマテリアルや仕立て技術だけにこだわらず、日本の感性や造形美とその時代性をMIXしたアイテムを展開しております。
今回使用したモデルはなんとカシミヤ100%。抜群の軽さと柔らかさ、そして暖かさで袖を通した瞬間にやられること間違いなしです。
Finjack のブランド名の由来は、Fine Jacket (素晴らしいジャケット) とFinta Giacca(ジャケットのようなもの)という2つの言葉から派生した造語。
本モデルは他のイタリアブランドの様な絞りの効いたウエストが無かったり、袖のボタンがない筒袖のデザインにしてあったりとまさにジャケットの様なものを体現した一着。
それでもイタリアらしい広めのラペルや仕立ての美しさにテーラードのらしさを感じるこのバランス感が見事。
ジャケットなのにジャケットではないような・・・それには醸し出す絶妙な“リラックス”が重要。
コロナ禍においてカットソーやニットの需要が高まり、そしてそれに慣らされた体はジャケットのカチッとした見た目、着心地にすぐに移行しにくくなっているのでは。
見た目は確かにジャケットなのに着心地はカーディガンの様。こんな一着がきっと皆さんを助けてくれるはずです。
インに合わせたニットは「Drumohr modern」の30ゲージVネック。
糸から拘り生み出されているこちらのラインは、上質なSUPER140'sのウールを使用しているため非常に滑らかで艶やかな見た目と感触が特徴的なニットのコレクションが展開されています。
是非シャツではなくカットソーをインに合わせてリラックス感のあるスタイリングをしていただきたい一枚となっております。
パンツは「Ychai」から今季展開されているPANATELA。いわゆるスキニーデニムです。
急にピタピタのパンツなんてどこがリラックス?と思われますが、考え抜かれたパターンと生地で嫌なピタピタ感ではなく、長く穿いても、どんな動きをしても疲れにくいピタピタ感のコンフォートな一本に仕上がっています。
カラーの風合いもちょっとフェードしたブラックでいいこなれ感を演出してくれます。
(こちら今月中ー下旬にかけて再入荷を予定しております。気になる方は是非再入荷リクエスト機能をご活用ください。)
そして主役の「F.lli Giacometti」のサイドジップブーツ。
有名ブランドの生産も手掛けるほどその実力を認められたファクトリーの送り出す一足は多くの男性を魅了。
今季入荷のこちらもまた多くの男性をうならせるはず。
アッパーに通常のカーフよりも更に厳選されたシャトーブリアンカーフを使用することで生まれる色気。
他のジップアップブーツだと、ジップ部分で素材を切り替えたりするものですが、こちらはなんと一枚。
ヒール部分とフロント部分を2つのパーツで構成した一足となっております。
一枚の革(平面)を使用して靴(立体)を作るというのは面が大きくなればなるほど技術が必要になるもの。
ため息が出るほど、思わず舐めたくなる程の美しさに仕上げる辺りさすがとしか言いようがありません。
見た目だけでなく、手作業による底付けによって生まれる高い屈曲性で履き心地も抜群。
生まれるシワも愛おしく感じる一足を是非。
リラックスは?と思った方、鋭い!
どこかに一点緊張感があるからこそ他のリラックス感が引き立つというもんです。(言い訳です笑)
ラグジュアリー+スポーティ、ラグジュアリー+カジュアル・・・ラグジュアリー+○○が気になる今日この頃。
是非ラグジュアリー+リラックスでこの秋冬はファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。