気温の低下が著しいここ数日。
とはいえちょっと暖かい日もあったりで、まだ本格防寒的アウターを出すのはためらっちゃいますよね。
そんな時に楽しみたいのがコートスタイル。
防寒性はダウンをはじめとした高機能アウターには劣りますが、デザインや素材感の楽しさは格別ですよね。
寒さが厳しくなる前のこの時期だからこそ楽しみたいコートスタイルをご提案致します。
テイストの統一でより可愛げに
主役のコートは「TAGLIATORE」のテディベアコート。
その名の通りテディベアの様な見た目と感触が面白い一着。エコファーなのでサスティナビリティも意識しています。
別のSTYLEで紹介しているTAGLIATOREのコートとは対照的に丸みのあるシルエットが特徴で、今回は“丸み”を意識したスタイリングを。
ニットは今季初登場の「ZANONE」。こちらはミドルゲージのタイプ。
ほっこり感のある編地とちょっとオーバー目のシルエットがたまりません。袖リブの長さもあるので折り返しちゃうのも着こなしにアクセントをプラスしてくれます。
デニムは「DENHAM」のSHARP。最も細いスキニーシルエットを採用しているこちらの一本。
やりすぎない加工とダメージ。きれいめにも今回みたいなカジュアルにも使える万能さは持っておいてもいいかなと背中を押してくれるはず。
ブーツは「VITTORIO VILGILI」のサイドゴアブーツ、バッグは「ZANELLATO」のPOSTINA。
どちらも起毛したレザーを使用。ここも割と本STYLEの肝となっておりまして、このコートの柔らかな表情を活かしたコーディネートをするならばツルっとしたレザーではちぐはぐになってしまいます。
柔らかさ、温かみの感じられる起毛感が全体の雰囲気を崩さずにまとめてくれるポイント。
ややこしいんですけど、可愛げコートの着こなしはニットやデニムといったカジュアルスタイルでくだけた印象にまとめるのがおすすめで、更にその印象をくだけさせないためにレザーを使う場合はスエードやヌバックを使用するのがポイントなんです。
くだけた印象に仕上げるアイテム使いと印象をくだけさせないアイテム使い。
このポイントを押さえて可愛げコートを攻略しちゃいましょう。