ロング丈、ミモレ丈、アンクル丈といったボトムスの丈感でファッションを楽しんできたここ最近。
今季“膝丈”が新鮮に感じてオーダーしてみました。
シルエットも含めて目を惹いた一本でしたので今回はこのボトムスを中心にSTYLEをご提案します。
シルエットのメリハリが攻略のヒント
アウターとして羽織っているのは「EMMETI(エンメティ)」のレザー。
EMMETIといえばボディラインに沿ったスリムなシルエットが特徴的でしたが、こちらはこれまでになかったオーバーサイズなシルエットがいい意味で期待を裏切ってくれてます。
裏がない作りなのでこのひらひらと揺れる感じもまたレザーのハードさをうまく取り除いてくれて、甘めなスタイリングにも使える一着ですよ。
シャツは「BARBA(バルバ)」のシルクシャツ。
ブラックも今回のSTYLEに使いましたが、ホワイトになるとシルクの潔さというかウソのつけなさが出てくる感じしますよね。
ディテールに目をやると使いにくそうなのに(特に袖とか)、着るとまとまるのがやっぱりBARBAだなーって思います。ニットとかで袖だけ折り返して見せるとかも可愛いのかも!
そしてきました今回の主役!「BERWICH(ベルウィッチ)」のフレアキュロット。
キュロットと口に出すのも相当久しぶりな感じがしてますが、さらにフレアときてます。そして膝丈。
ここ数年離れていたアイテム、シルエット、なんか今いいのかも!と思って今季オーダーしたんですよね。
画像だとわかりにくいですが、ゴールドのラメ糸を織り込んだ生地でヘリンボーン柄というなかなかの癖の強さ。
でもわからなくないですか?なんかこの辺のバランスもBERWICHらしくて好きなんですよね。
パンプスは「VITTORIO VIRGILI(ヴィットリオヴィルジリ)」の一足。
有名ブランドのシューズ生産を手掛けてるだけあって、シンプルなのに相当雰囲気がありますよね。
キュロットパンツといえばセオリーはロングとかミドルとかのブーツって思っていたんです。
でも呼ばれる様にこれを合わせて「あ、こういうのもありなんだ」と妙に腑に落ちて。色といいシルエットといい毎度のことながら高いレベルです。
合わせたポーチは「PLINIO VISONA(プリニオヴィソナ)」のもの。
ポーチとは書いたものの、そこまで容量は大きくないのでスマホケースでもあり、一方で一般的なスマホケースよりは大きく見えるという・・・。
つまり自由ってことです笑
スマホ+αの容量があるものって今まであまりみなかったので、スマホケース(スマホ、クレカを入れて)として使っても良いですし、いつも持ち歩く小物を仕舞っておくポーチとしても良いし。
使う方のシーン、スタイルに応じてその姿を変えるアイテムなんです。個人的にはチェーン、リングモチーフの上品さが好きなのでどちらかというとポーチのイメージで使いたいです。
久々のキュロットをメインに据えた今回のコーディネート。
今まで持ってるイメージで食わず嫌いにならず、是非一度試してみて自分の手持ちのアイテムとのコーデを妄想して欲しいです!