モード×ストリートに始まり多くのミックススタイルが巷を賑わしている昨今。
PITTI UOMOなどのスナップを見てもその流れはやはりテイスト関係なく定着しているようです。
本スタイルではアイテムでミックス感を楽しめるというのをご提案します。
ジャケットは「TAGLIATORE」より。
キャメル素材を用いたこちらの一着。独特の起毛感、艶、そしてこの品のある色合い。大人の男性にこそ着こなしてほしい一着。
ウエストの絞り、程よいラペル幅、当店でも長く定番として扱っているモデルに載せておりますので、スタイリングに違和感なくすんなりと落とし込めるはずです。
インに持ってきたのは「ZANONE」のモックネック。
ZANONEのハイゲージニットは美しいシルエットと、一枚で着てもインに着てもいけちゃう万能さと存在感がついついクローゼットに増やしたくなるポイント。
モックネックというのが、気温が高すぎず低すぎないこの時期にちょうどいいんです。
一枚で着るときや色味の抑えたジャケットなどと合わせる際は首元にスカーフを差し込んでアクセントをプラスするのもお勧めしたい着こなしです。
パンツは「PT TORINO」のTravel。
PT01時代から続く定番のスラックス。その名の通り旅行の移動時に着用していてもストレスフリーな高い伸縮性とウォッシャブルウールを使用している分ホームケアが可能な一本。
フィッティングはGENTLEMANFIT。程よい腰回りのゆとりと足首へのテーパード。まだワイドまで踏み出せないという方もこのくらいなら・・・と一歩踏み出すのに購入されるのも増えてきました。
ここまで紹介してきたアイテムのコーディネートは王道的な印象で、いつもならばすっきりとした短靴やローファーなどと合わせたくなると思います。
ただ今回のテーマはミックス感ですので、足元で一気に印象の変化を。
その足元は「LIDFORT」。
今回更新の他のSTYLEでも登場しているこちらのブーツはちょっと久しぶりともいえる“ウエスタン”の要素を持った一足。
内側に入り込んだ形状が特徴的なウエスタンヒール、リングブーツを思わせるようなヒールのバックル使い、エキゾチックレザーを使用することの多いウエスタンブーツを思い起こさせるリザード型押しのレザー。
本気のウエスタンだとなかなか難易度が高いですが、要素をうまくちりばめたこちらの一足はスタイリングに取り入れやすいのでは。
ジャケパンの王道スタイル。手持ちのアイテムを用いたスタイリングに今っぽさを取り入れたり、ミックススタイルを楽しむなら
足元を変えるのが一番の近道！
絶妙バランスのトレンドを感じさせる一足で変化を加えてみては。
