本日公開の「Sugawara Bar」でご紹介の
「菅原靴店が紹介する2020年春夏最強メンズコーデ! Sugawara Bar Vol.30」
今回はYoutubeとの連動企画ということで動画内でご紹介したコーディネートをSTYLEでもご紹介。
動画内ではお伝えしきれなかった生地の質感など、こちらのページも参考にしながらご覧いただければ!
こちらは動画内で最後にご紹介した軽快リネンのセットアップ STYLE。春夏のブラックの魅せ方に注目!
使用したセットアップは「TITO ALLEGRETTO」のリネン素材の物。
こちらの生地があの老舗の物とくれば、アンテナが反応してしまう方もいらっしゃるはず。
■ SPENCE BRYSON ■
アイリッシュリネン・高級リネンの代名詞、麻服地の総織元とされるアイルランド製リネンの大手メーカー。
1891年の創業から、多くのヨーロッパの貴族たちに愛されてきており、その高い品質から、英国王室御用達の勅許も受けている。
現在世界の市場でアイリッシュリネンを名乗ることができるのは、スペンス・ブライソンをはじめ「アイリッシュ・リネン・ギルド」と呼ばれる協会のメンバーのみ。
この「アイリッシュ・リネン・ギルド」はアイリッシュリネンの品質保持の為1928年に設立されたアイルランド・リネン業界の管理組織。
世界一美しいといわれる光沢感と、その優しい肌触りは、アイルランドに長く培われてきた経験、技術、多くの努力によって支えられている。
ということでSPENCE BRYSONのリネン地を使用した一着。435g/mというヘビーで張りのある生地を今回は使用しており、リネンらしい立体的なシワ感を楽しめるのは勿論、最大の特徴がこの艶感。
シルクと見紛う程の品のある輝き。艶というのは一歩間違えれば一気に品が失われてしまうことがありますが、これは大人にこそ着こなしてほしい上質な艶。
ヘビーな生地感とは裏腹なこの艶は着込んでいくのが楽しみになるはず。
もちろん胸元にはチーフをお忘れなく。
以前のSugawara Barで富士原氏が教えてくれたモテ技。女性に席についてもらう前に一拭き。そんなシーンに備えてチーフは必携。→動画はこちら
インナーは「Drumohr」のスキッパーポロ。
実は全体に幾何学模様を施している一着で、今回のようにインナーに持ってきたときは胸元にアクセントを。一枚での着用時はしっかりと存在感を発揮。
シルエットの美しさ、肌触りの良さは言わずもがな。同色での柄使いですので、チャレンジしやすい一着ではないでしょうか。
シューズは「F.lli Giacometti」のホールカットスリッポン。
これまでこちらのモデルは素材やデザインを変えつつ、オーダーを続けている物。今季は初めてビットデザインでオーダー。
ジャコメッティらしいユニークなビットデザインは大人の色気を引き出す、ゴールドカラーと程よい華奢さに注目。
ヒールの部分は芯が入っておらず、踵を踏みながら足入れをしていくのを推奨しており、このデザインながらどこか抜け感も感じられる点も魅力の一つ。
多くのブランドがその実力を認めて生産を依頼するファクトリーが作り上げる一足。一度履くと病みつき間違いなし。
春夏のブラック。着こなすために忘れてはいけないのが「艶」と「色気」。
やりすぎてもダメ、なさ過ぎてもダメとバランスを見極めるには経験も必要となってきますが、これを兼ね備えた着こなしができれば、間違いなく最強といえるブラックコーデが出来上がるはず。
トレンドでもあるモノトーンスタイル。是非この春夏チャレンジしてみては。