何かと行事や集まる機会の多いこの時期。
普段のスタイリングでいく事が出来れば一番いいですけど、そうはいかないこともどうしても増えてきますよね。
普段に使える服はたくさんあるんですけど、そういう場面には正直弱くて。でも間違いないそれ用の服を持っておくというのもなんかムズムズしちゃうというか・・・
今回は普段にも使えてそんな場面にも出向ける。そんなスタイリングを2つのキーワードを大事にしつつご紹介します。
高いデザイン性と品の融合
ジャケットは「add」のもの。
シンプルなノーカラージャケットはオフホワイトカラーとの相性も良く品ありな顔立ち。
それでいてウエストマークや袖口にテープを使ったデザインを用いて現代的なアレンジもしっかりと加えられていて、それ用に収まらないところが高ポイント。
ベルトの締める位置、締め方でも印象の変わる一着で、これは普段使い兼オケージョン対応としては間違いなしな一着では！
ニットは「FAVEUR」を。あんまりデザイン×エレガントに気を取られてすべてにそれを採用してしまうとがちゃがちゃしてしまうので、ここはシンプルに！
肌触りの良いハイゲージニットはいざという時のために(オケージョンでも普段でも)持っておきたい一枚。
ケンカしない万能な一枚としてお勧めですよ。
今回のコーディネート注目のアイテムがこちらではないでしょうか。おそらく画像を見ただけでこのスカートが気になった方も多いはず。
「C+(シー)」のこちらのモデルはなんと言ってもこのカラーリングが魅力。ベージュ、ホワイト、ネイビー、ブラックと多色使いながらもこのまとまり感。
柔らかい色に対しての寒色使いのバランスが絶妙だからでしょう。各色の切り替えの間にブラックを挟むことで締まったエレガントな印象に、そしてストライプ柄にすることで縦長効果も期待出来ちゃいます。
素材はニットになっているので着ている側の気持ちの良い着心地はもちろんですが、織地だと動きが出た時の広がり方が全体的にふんわりとなるところがニットだと重さがある分裾周りに抑えられることで落ち着いた印象に。エレガントなのに合わせを変えれば一気にアクティブな印象にもなるこちらのスカートは見た目以上に万能ですよ！
パンプスは「PELLICO」のプレーンな一足を。
ベージュカラーは春も使えるのはもちろん、秋も使えて間の時期に必ず個人的には履きたくなります。
木型が足に合うからか、何かと増えてしまうPELLICO。この一足もやっぱり良い！トゥとヒールのバランス、素材の上質さ。大人だからこそ履きこなせる品の良さ、ありますよね。
バッグは「GIANNI NOTARO」のワンハンドデザイン。
GIANNI NOTAROは本当に今回のテーマにぴったりなブランド。大人にぴったりの品の良さとありきたりには決してならないデザインのバランス感が絶妙なんです。
ワンハンドの角形デザイン、フリップロックなどメゾンの提案するエレガントなバッグを思わせるディテールの数々。
こちらはそれを品ありなベージュカラーに染めたソフトなレザーで。この手のデザインだとハリのあるスムースレザーでパリッとした形にしたくなるところですがここはあえてシボ革に。それによりエレガントの枠から飛び出した自由に使えるバッグになっている印象です。
オケージョンはもちろん2WAYになっている分、ご旅行にもお勧めですよ。
個人的には冒頭にも書いた通り、「～用の服」みたいなカテゴリ作りが嫌いなんです。
それ以外のタイミングで出てこなくて、服たちが拗ねてしまいそうなので・・・
すねないためのアイテム選びをこの春するなら、エレガント×デザインを忘れずに！
