一通りファッションを楽しみつくしていくとたどり着く境地。
私自身はそれがどんなものなのかまだわかりませんが(まだ知りたい世界があるからたどり着きたくないのかも)、多少これまで服や靴を買って様々なものに触れてきた今、若干休憩中です。
というのも以前ほど物に対する執着がないというか、“数を持っている”という事にそれほど価値を感じていないというか。
いろんなものを持っていて引き出しの多い自分すごい!から、気に入ったものをじっくり着たい。そんな感覚です。
更に言うと外(周りの目)に向いていたものから内(自分の感覚)に向いている感じです。
こちらのスタイリングはそんな感覚で、着ていて落ち着くというかSTYLEで紹介しているくせに自分の欲求に応えるようなスタイリングになってます。
ワンピースは「sacra」のもの。
さまざまな洋服や カルチャーを楽しんできた女性の遊び心やナチュラルな美しさを表現したいというのはブランドコンセプト。
先であんな話をしてこう来るともはやぞくっとしますよね・・・笑
狙ったわけではなくてsacraを着てからそう言えばそうだったわと思い出しました。
ふんわりとした無理のないシルエット、細かなシャボン玉のような柄のワンピースは背伸びしてない等身大さ、落ち着き、品の良さが詰まっていると思います。
着心地が本当に良くて、この秋着倒さんばかりの勢いです。
バッグは「FALORNI」のイントレチャートのもの。
以前大きいサイズの物を購入して使用して以来、これは2代目として本当に気に入ってヘビロテしています。
切りっぱなしではなく、折り返して裏で合わせた革を編み上げているので触り心地が本当に気持ちいい。
マチも広めにとっているので財布からスマホから、割と何でもボンボン入れちゃってます。
“ブランドネームに頼らない”というのはもしかしたらFALORNIを持ち始めてからかもしれません。もともとB社のバッグを作っていたこちら。
ここまで作り、素材の質が良いと本家を超える魅力を纏うんだなーと感じたのもこれが最初かも。
足元は「Rocco P.」のサボ。
代理店もない、日本での取り扱いも多くないこのブランド。でも?(内向き)だから?(外向き)いいんですよね。
他には見られない圧倒的なデザイン性、素材、作りへの拘り。職人のぬくもりが伝わってくるといいますか、ぶっ飛んでるのにデザイン先行しすぎてないところがお気に入りポイントでもあります。
パンツからスカート、ワンピースなんでも受け止めてくれる器の広さも落ち着くポイントなのかもしれません。
今回はかなりシンプルに。
今月更新のSTYLEはやっぱりレトロがテーマのような(無意識)。ワンピースの柄の雰囲気なんか図らずともそんな感じです。
この秋冬、まだまだ様々なアイテムに触れたい方にも、じっくりと付き合えるアイテムが欲しい方も満足できるラインナップですので是非店頭、オンラインショップにてご確認を。