「二面性」。いい意味でも悪い意味でもありますが、一般的には悪い意味で使う場合が多いような気がするこの言葉。
こんな二面性ならあってもいいかもというのが今回のコーディネート。
ジャケットは「TITO ALLEGRETTO」のブラウンカラーの一着。
前回のSTYLEでもご紹介したTHE GIGIのスーツ同様、やっぱり今季はブラウンがオススメ。→前回記事はこちらから
リネン・ウールを混紡したこちらの生地はウールのサラッとした質感とリネンのらしさあふれるざらっとした質感が絶妙。
そんな生地に合わせるのはナポリを知り尽くした男による拘りのナポリ仕立て。
可動域の広い肩回り、やりすぎていないけれども存在感を発揮してくれるラペル幅。やはりブラウンジャケットは今季着たい一着。
カットソーと合わせてカジュアルダウンしても味のあるダンディーな着こなしが楽しめそう。
シャツは「Finamore」のストライプシャツ。
こちらが本STYLEテーマの二面性を体現した一着。こちらのシャツは襟がポイント。
タイを締めて着用すれば、バランスの良いセミワイドカラーのストライプシャツ。定番ブランドらしい美しいシルエットはさすがといったところ。
ただ、これにとどまりません。
ワンピースカラーで仕上げた一枚はこのようにタイを締めないときでも襟の立ちロールが美しく、Vゾーンを彩ります。
だらしなく見せることなく、品のある男性を演出してくれるシャツとなっております。
パンツは「INCOTEX」のグレースラックス。
定番アイテムといえるこちらの一本。
シャリ感のある素材で、気温が上がってきてもサラリと着ていただけるものとなっております。
ネイビー×グレーというのがジャケパンの王道スタイルですが、ブラウン×グレーというのも落ち着いた男性像を映し出す組み合わせですので是非チャレンジしてみてください。
シューズは「JOSEPH CHEANEY&SONS」のコインローファー。
アッパーはガラスレザーのような質感で硬さが気になりそうなところですが、アンライニング仕様ですので、足入れが非常にソフト。
やや長めのノーズになっておりますので、カジュアルだけでなく今回のようなドレッシーなアイテムとの組み合わせも抜群。
ラバーソールですので、悪天候時や滑りやすい場所での歩行も安心の仕上がりです。
前回に引き続きのブラウンアイテムを使ったSTYLE。
他のアイテムを定番の物にしてもこれまでとは違った見え方になりますので、今季新たな一着を加えるならやっぱりブラウンです!
ジャケット:TITO ALLEGRETTO
ネクタイ&チーフ:franco bassi
パンツ:INCOTEX
※上記アイテムは近日掲載でございますので、サイズ等のお問い合わせお待ちしております。