メンズに比べるとアイテムやトレンドの移り変わりが激しい印象のレディース。
シーズンごとに気になったアイテムは買ってみるものの、そのシーズンを過ぎたら着なくなったり。
はたまたシーンが限定されてしまうものもあったり。
服には申し訳ないな・・・と思いつつ流行が一周して戻ることを待ちつつタンスの肥やしになっていってしまうのを止められない。
そう、それが服好きの性ってやつです。
でも実際はそんなことはもったいないので、シーンを限定されずに新鮮さをもったまま着こなすにはどうしたら!?
というお悩みにこたえたい本コーデ。
CIRCOLOのノーカラージャケット。デザイン的にどうしてもドレッシーな印象になりがちで、シーンと合わせるアイテムが限られがちな一着。
ただ素材はジャージなのでこの着心地に代わるものがなかなかないんですよね。
中に「FAVEUR」のカラーニットを使うことで、一気にカジュアルダウンしつつ、もともとジャケットがボタン等もないミニマルなデザインなので
カーディガンを羽織っているかのような軽快なスタイリングに仕上げられます。
パンツには「SIVIGLIA」のダメージデニム。
この“ダメージ”というのがポイントで、勿論きれいめなデニムと合わせてもまとまるのはまとまります。
ただ服好きな皆様にチャレンジしてほしいのがこの強弱のきいたスタイリング。
上と下で相反するアイテムをあえて持ってくることでジャケットのドレッシー感が薄まる気がしません?
今回はデニムのダメージにポイントをつけることで視線がそちらに向き、全体のスタイリングがカジュアルなものだという錯覚を起こすような効果を期待してみました。
シューズは「PHILIPPE MODEL」。
ジャケットと同様に白でまとめることで、統一感のある着こなしを印象付けます。
勿論履き心地の良さまで追求されている一足ですので、疲れにくくお洒落というわがままをも満たしてくれます。
バッグは「ROBERTA GANDOLFI」のクラッチ。
ボディのフリルデザインにキュートさあふれる逸品。こちらも白で統一。
ダメージデニムとノーカラージャケット。
通常だとなかなか組み合わせなそうなアイテムですが、他のアイテムの色味をなるだけ統一、デザインもシンプルにすることでまとまりを見せてくれます。
今まで合わせてこなかったアイテムにこそそのヒントが隠れているかもです。