メンズのみならずレディースでも近年人気を高めているFinamore。古くは、1900年代初頭のナポリの街で始まったシャツブランド。
細部まで拘りを持ったデザイン、シルエット、縫製にも着用シーンを考えられたドレスシャツは高い人気を誇ります。
こちらは定番襟型ともいえるSIMONEを採用し、ボディにはモデルBALIを採用した一枚。
程よい高さの台襟が特徴的なSIMONE。ボタンを開けてきても閉めてタイドアップをしてもおさまりの良い襟型で、シーンに応じて違った顔を見せてくれるのが特徴。
ボディに採用されているBALIはフィナモレらしいスリムで美しいシルエットが目を惹きます。着丈にも注目で、タックインでもタックアウトでも着られる絶妙な丈設定にしてありますので襟型同様にシーンに応じて様々な着こなしが楽しめます。
素材は春夏シーズンならではのリネン100%。ここ数年じわじわと取り入れる方も増え人気が高まってきているブラウン。今回はダークブラウンでご用意しました。
製品洗いを施すことでリネンの着込んだ時に生まれるふんわりとした風合いが既に出ている為、着始めからこなれた印象で着こなすことが出来るのも本モデルのポイントです。
落ち着いた色味で様々なカラーと相性が良い分、カジュアルからドレススタイル、普段使いから旅行時など様々なシーンに幅広く対応。
リネンシャツはシワや着用を重ねることで生まれる凹凸が魅力。製品洗いで既に生まれているリネンの風合いを更に着込んで育てていってみては。

■ ブランド説明 ■

祖母のカロリーナが、数人のお針子たちとともにナポリ中心部に小さなアトリエを開き、厳選された顧客のために100%ハンドメイドのシャツを作り始めたのが1925年のこと。
その後、カロリーナの技術と経験は息子のアルベルトへと引き継がれ、今日ではさらにその子供たち、シモーネ、パオロ、アンドレアが、ディテールの細部まで神経を行き渡らせた完成度の高いシャツを作り続けています。
半世紀以上も男性たちに支持されてきたフィナモレは、ナポリのテーラリングの伝統を拠り所としながらも、マシンメイドにはない手縫いならではの着心地の良さを実現しています。
ナポリ出自のシャツらしく、手縫い仕立てによる細かい袖と背中のギャザーが後見姿を美しく見せ、また肩の運動量を妨げず柔らかな着心地。
近年はドレスシャツ以外にもカジュアルシャツの人気も高く、特に洗いを掛けたウォッシュ加工のシャツはフィナモレの代名詞ともなっています。
フィナモレのシャツを身につけるということは、クチュリエ仕立てのシャツだけが伝えることのできる細やかな感性が作り出す世界との出会いでもあるのです。

※本モデルは所々に麻素材特有のネップ(毛玉、節のようなもの)が見られます。素材本来の特性で不良ではございませんので予めご了承ください。