アストンマーティンといえばジェームズボンド
胸毛といえばフレディ・マーキュリー
フリンジといえばエルヴィス・プレスリー
ブラインドを見たら石原裕次郎の真似をしたくなる
などなど皆様それぞれにある物や行為に対して連想するものがあるはず。
今回はそんな？商品をご紹介します。
ACQUA di PARMA
1916年カルロ・マニャーニ男爵が「コロニア」を誕生させたことから始まった。
時を超えて愛されるフレグランスを作ろうという意思のもと生み出されたコロニアは1930年代に時代を象徴するパフュームに。
1950年代にはハリウッドの俳優たちがオーダーメイドスーツの老舗で洗練された香りを見つけるとその人気はついに世界へ。
コロニアは変わらぬ魅力を放ち、世界中で違いの分かる人々から最も愛されるフレグランスの地位に君臨しています。
現在でもクラフツマンシップを生かして、数々の傑作を生みだし、ラグジュアリー市場の中心的存在になっています。
当店でも王道のCOLONIA、昨年発表された新作SIGNATURES OF THE SUNと人気はありますが、このシリーズは避けて通れないでしょう。
それがこちらのBlu Mediterraneo。当店のACQUA di PARMAの出会いのシリーズでもあるこちら。
その名の通り、地中海に面するイタリアの各地をイメージした香りを採用しております。
そう、ACQUA di PARMAの香りはイタリアを連想させ、一度その香りに包まれればイタリア各地を旅行しているかのよう。
お使いの方も多いであろうこのシリーズ。今一度その魅力をFEATUREします。
そもそも何故今改めてFEATUREするのか？
初入荷は2018年でそこから早3年。完売と再入荷を繰り返してきたこちらのシリーズ。
もはや定番と言っていいこちらを何故今？とお思いの方も多いはず。
その答えは「今」がBlu Mediterraneoシリーズの香りの魅力が最大限に引き出されるシーズンだから。
COLONIAをはじめ、ACQUA di PARMAは"柑橘系"をベースにした香りが得意。
オレンジやレモンといった爽やかな香りは、気温の高い夏場にピッタリ。
更に言うと、こちらのシリーズすべての香りに地名が入っています。その場所はすべて夏のバカンスシーズンに多くの観光客が訪れるリゾート地。
それだけACQUA di PARMA側も「今＝夏」を意識しており、Blu Mediterraneoシリーズがその真価を発揮するというわけです。
ではそのシリーズの中から当店セレクト5種類の香りを1つずつ見ていきましょう。
ARANCIA di CAPRI
世界的にも有名なリゾート地「カプリ島」の陽気とカラッとした空気を、特産のブラッドオレンジの香りをベースにして表現したのがこちらの香り。
オレンジをベースにちょっとムスク、キャラメルを混ぜることで軽すぎず、甘すぎず大人の品の良さも感じさせる香りにまとめました。
Blu Mediterraneoシリーズの中でも一番人気で、すっきりとした癖のない香りはメンズレディースを問わず好まれています。ファッションディレクター干場義雅氏も30mlのボトルを常にバッグに忍ばせ持ち歩いている香りとか。
BERGAMOTTO di CALABRIA
非常に長い海岸線を持つことでも有名なブーツ型のイタリアのつま先部分にあたるカラブリア。一方で国立公園も多く山岳地帯もあるため、自然豊富な場所でもあるのが特徴。
その特徴を反映してか、ベルガモットの香りをベースにシダーウッドや、ベチバーといったナチュラル(グリーン)な香りを混ぜ、森の中にいるようなすっきりとした印象に。
今回紹介する5種類の中では一番男性的な香りかもしれません。スーツやジャケパンなどのドレッシーなスタイルにハマりそうな切れ味の良い香りです。
MIRTO di PANAREA
世界自然遺産にも登録されているエオリエ諸島の中でも一番小さい島がパナレア島。
多くのセレブが別荘を構え(あのアルマーニの別荘もあるとか)、エオリエ風建築と呼ばれる白い壁の建築物に対して南国の色とりどりの花々が彩る美しい町並みが特徴の島。
花をキーワードに地中海原産のミルト(日本でいう銀梅花)やジャスミン、ローズなどを混ぜた香りになっており、5種類の中でもフローラルさが際立ちます。
穏やかな海を眺めながらゆったりとした時間に身を任せリラックスすることがパナレーア島でのバカンス。その時間に寄り添う非常に柔らかで安らかな香りです。
FICO di AMALFI
カプリ島と並び憧れのリゾート地としても有名なアマルフィ海岸。海岸線に並んで魅力的な街並みがある事でも有名なこの地。
食事で提供されることも多いイチジク(フィグ)をベースにアマルフィの名産でもあるレモンを混ぜた香り。と言ってもレモンの爽やかさはやや抑え気味に仕上げた香りですので、フィグの甘さが際立つ女性にオススメの香りと言えます。
観光地ポジターノで楽しみたいポジターノリゾートファッション。そんなイメージで麻やレースをつかったロングスカートやブラウス、ハンドメイドの革サンダルなどリゾート感のある夏のカジュアルスタイルに是非合わせたい香りです。
CHINOTTO di LIGURIA
イタリア最大の港町ジェノヴァを中心にフランス国境までつながる海岸線、そしてイタリアで最も美しいともいわれる深い入り江の奥にある古い漁村ポルトフィーノは高級リゾート地としても有名。
ベースとなる柑橘系の香りはリグーリア特産のキノット。苦みと酸味が強いのが特徴のキノット。葉が木を覆い尽くすように生い茂るのもキノットの特徴で、更にジェノヴァといえば皆様ご存知バジルを使ったジェノベーゼソース発祥の地。そういった背景も含めちょっとグリーンな香りもプラス。
他の4種類に比べるとやや重みのある香りに仕上がっており、男性ならばベルガモットの時同様、スーツやジャケット、タイドアップシーンに相性が良く、女性ならば柄のワンピースやシャツなどレトロな雰囲気のスタイリングの際に合わせていただきたいです。
いかがでしょうか。
本記事は改めて5種類の香りを確かめながら、そして各地の情報を調べながら作成していたんですが、もう気持ちは行ってましたね。各リゾート地に。
コロナ禍で海外も国内もなかなか旅行に出ずらい状況・・・是非いい香りに包まれ、イタリアの空気を楽しんでいただければ幸いです。
更に、今回ご紹介の5種類の香りはフレグランスのみならず、ハンドクリームやハンドウォッシュ、ディフューザーなど様々な形で私たちの生活に寄り添うラインナップをご用意しております。(既に完売している香り、元々展開していない香りもありますので、あらかじめご了承ください。)
お気に入りの香りを身にまとい、ACQUA di PARMAでイタリアを感じてみてください。
