「Lisa Conte/リサコンテ」のHPで弊社が紹介されました。是非ご覧ください。
https://www.lisaconte.com/lisa-conte-in-morioka
サスティナビリティ、サスティナブル、ここ最近様々なシーンで耳にすることの多いワードですね。
「持続可能な」とか意味があって、平たーくいうと環境破壊をせずに、地球にやさしく未来につなげていきましょうよという感じです。
ファッション業界でもその流れはもちろん年々、シーズンを追うごとにそのムードは高まっています。
今回FEATUREするのはそんなサスティナビリティを意識しながらも、上質なムートンアイテムを提案しているブランド。
「Lisa Conte」にはいろんな優しさが詰まってる
本日20時公開の弊社Youtubeチャンネル「Sugawara Bar」にて特集している、「Lisa Conte(リサコンテ)」。今季で取り扱いが2年目となるブランドです。
昨年もFEATUREにて実は掲載しておりましたが、店頭での動きが早すぎたためほとんどオンラインではご紹介できませんでした。
それを踏まえて!今季はバリエーションを持ってご提案させていただきたいと思います!
まずはLisa Conteとはどんなブランドなのか、どんな拘りを持っているのかという所から。
【Lisa Conte(リサコンテ)】
Lisa Conteは80年代にジュゼッペとマエラの二人によって創設されたブランド。
オリジナルで作り出した生地を組み合わせながらコレクションを展開し、進化を続けてきました。
現在は息子のエリベルトとパートナーのチハルで受け継がれてきた技術やアイデアと最新の技術を組み合わせながらコレクションを展開しています。
それぞれが持つ日本とイタリアのファッションに対する感性、文化的な背景を組み合わせながら、実用的かつ快適でユニークなもの作りを続けています。
そんなLisa Conteは、近年サスティナビリティにも配慮したもの作りも行っております。
今季オーダーしたモデルはどれも毛足、毛質の異なるムートンを組み合わせたデザインを採用しておりますが、これはサスティナブルに対する姿勢の表れ。
デザインの段階でいかに無駄なく羊革を裁断できるか考慮してモノ作りが行われており、デザインチームと裁断チームが協力してコレクションを生み出しています。
切り替えをうるさくならない程度に細かくしていくことでより無駄なく生産できる上に一枚のレザーを最大限に使うことでコストを抑えリアルムートンを使用しているとは思えないようなプライスを実現しました。
(羊革自体も食品加工の副産物として本来破棄されるムートンを使用しており、BYPRODUCTであることを証明できるタンナーから仕入れを行うというこだわりも。)
拘りを持って使用しているムートンは毛面と革部分の色合わせや毛並みを合わせることが難しく、素材選び・裁断にも熟練の職人技が求められます。
更に裁断後の検品で色合わせを行ったうえで縫製作業を行っていきます。
縫製も革の断面同士を縫い合わせているかごとくフラットな縫い合わせになっており、着ている時もごろつきを気にせず着用できますし、裏地をつけずに出せるという所にも技術の高さを感じさせます。是非表面だけでなく裏面にもご注目ください。
今季オーダーしたウェアは以下の3型
一つ目は軽さ溢れるムートンベスト。フロント部分は勿論ムートン。3種類の毛質を組み合わせたフロント部分はラグジュアリー感が満載です。
こちらのモデルは背面も見逃せません。Thermore®社の中綿を使用しており、非常に軽量かつ高い保温性、そして本の持続性が魅力となっております。
実はThermore社もサスティナビリティには注力しており、BluesignやGRS-グローバルリサイクルスタンダードの認証を受けている企業の一つ。同じくサスティナビリティに注力しているLisa Conteが使うべき素材といえるでしょう。
二つ目はラグジュアリーなパーカーモデル。こちらは素材切り替えを行いながら生み出された一着です。
フロント部分はおなじみのムートン切り替え。背面はウール×カシミヤのファブリックを使用しており、着ぶくれして見せずに暖かさを確保した作りになっています。
袖は同じくウール×カシミヤの混紡糸を使用したニット素材を使用しています。ただカシミヤの混紡率を上げたことで更にふんわりと、柔らかな素材感に仕上げました。
また「リンクス」という手法を採用することでムートンに負けない立体感のある表情を見せてくれる上に、ムートン部分だけボリューム感が出すぎるということを避け、バランスの良いデザインにまとめてくれています。
これまで淡色を得意としてきたLisa Conteですが、今季は取扱店からの多くの要望にお応えしてダークトーンのカラーも初展開。秋冬スタイルにアクセントを加えてくれる淡色、秋冬のトーン重めなスタイルにもなじむ濃色とどちらの希望も満たしてくれるラインナップとなっております。
最後に見るからにラグジュアリーなムートンコート。
ムートン以外の部分はパーカの後身頃同様のウール×カシミヤのファブリックを使用。
ロング丈のコートとは思えない軽さと着心地の良さを実現しました。
付属のウエストベルトで締めることでメリハリのあるシルエットに魅せることもできますし、閉めずにガウン風に羽織るのもオススメの着こなしです。
変わり種がこちらのストール。
ムートンを直接感じられるという意味ではウエアよりも贅沢に感じるアイテムかもしれません。
ミンクの毛足に似た風合いをムートンで作れないかという所からスタートした非常にユニークな一本。
両端は毛足を切り替えることで表情に変化をつけると共に巻きやすさを追求しました。
(※こちら動画公開前に完売となってしまいました・・・気になった方申し訳ございません。)
Lisa Conteはウェアのみならずバッグも見逃せません。
ウエアの動きも早かったですが、実はこのバッグ達も昨年は負けず劣らずのスピードで完売に至りました。
今季は3型をご用意しております。
こちらはシンプルなトート。ですが、やはりボディはムートンを切り替えることで存在感のあるものに仕上がっています。
中底がある分しっかりと自立しますし、入れる物の量が少ないときは天井部分を閉めてコンパクトに見せることも出来るなど様々な機能が詰め込まれています。
こちらは2WAYで使えるハンドバッグ。
ワンハンドルの部分を肩掛けにも出来ますし、ショルダーストラップを使用して肩掛けにすることも可能です。
更に言うとワンハンドルの部分を下ろせば手提げのようにも持つことが出来るので、実は3WAYにもなります。
こちらは今各ブランドの提案も多くなってきている巾着型。
ミニなサイズ感に仕上がっていますので、ちょっとしたお出かけにもピッタリ。
財布、スマホ、ポーチにペットボトルとよく持ち歩く物は入るサイズですので、見た目の可愛らしさとは裏腹に非常に機能的な仕上がりです。
Lisa Conteの驚くべきポイントは先にも書きましたが、やはりふんだんにムートンを使っているとは思えないプライスも魅力の1つ。
今回ご紹介したアイテムたちは皆さんの予想を下回るプライスではないでしょうか?
サスティナビリティ、クオリティ、そしてプライス。
地球にも着る人にもそしてお財布にも優しい、Lisa Conteのアイテム。
今シーズンはこの優しさに包まれるしかないでしょう!