2020年も3分の2が過ぎ、いよいよ9月に突入。
うそでしょーなんて思いながらも、脅された通り年々時の流れが早く感じ戦々恐々としております・・・。
怯えつつも毎年この時期は個人的に一番わくわくが止まりません。(次点で2月ごろ)
察しの良い方ならばお判りでしょう。そう、新作の入荷時期です。
様々なテキスタイル、レイヤード、小物使い、ブーツ、勿論春夏も多くの提案がなされますが、ここ数年の夏場の環境を考えるとなかなかスタイリングが難しいというのが正直な所。
東北の場合雪が降るというのはありますが、それを差し引いても余りある程ファッションの楽しさが実感できるシーズンですよね。
今回のFEATUREは秋冬立ち上がり、この時期の菅原靴店がお勧めする“マストアイテム”をご紹介します。
まずはラインナップの中でも立ち上がりの早い「ウェア」から。
外せないのが“レザー”。今季も「EMMETI」がやっぱりオススメ。
長きにわたり定番として高い人気を誇るJURIですが、今季は是非“スエード”素材で。
今季から新登場のスエード“FIORE”は短い毛足、しっとりとした手触りとソフトな着心地でまるでカシミヤのようなタッチが特徴。
レザーとは異なるマットな質感に映えるゴールドパーツ。初挑戦のレザーとしてもEMMETIを既にお持ちの方にもバリエーションとして持つことを強くお勧めする一着です。
レザーと共に秋冬のスタイリングに欠かせないのがやっぱり“ニット”。特に「FEDELI」の提案するSuper140'sのウールを使用したハイゲージニット。
滑らかな肌触りとニットとは思えない薄さでロンT感覚で着られる一枚。このロンT感覚というのがかなり重要で、今時期は半袖のカットソーに重ねて1枚で秋冬本番はジャケットやアウターのインとして使えます。
他のニット程重く見えない見た目で暖かく、使いやすい。定番たる所以がわかる気がする一枚です。
更に!今季は新素材でカシミヤ70%×シルク30%のラグジュアリーニットの黄金比を実現した一枚も到着!
このトロッと感はやはりFEDELIならでは。
先に紹介したエンメティのJURI GOLD スエードとセットで合わせてみました!
先日公開のSugawara Barではブラックデニムをご紹介しました。(動画はこちら)
メンズ必携のアイテム、デニムに加えて、菅原靴店は「カーゴパンツ」も必携のアイテムとしてオススメします。
2020春夏に初入荷の“BERWICH”のカーゴは程よいワイドさをベースにモダンなシルエットとヴィンテージのディテール、風合いを組み合わせた絶妙なバランスを持った一本。
徹底的にそぎ落とされ、機能を追求したデザインがミリタリーアイテムの魅力。トレンドとは関係なく常に時代と共に存在し続けています。
BERWICHのカーゴも本来のミリタリーアイテムを思わせる無駄のないデザインに、やりすぎない程度のトレンド感で流行り廃りに関係なく常にお使いいただけます。
最後にご紹介するアイテムがシューズ。今季の注目、オススメはブーツであるもののまだまだスニーカーの勢いは止まりません!
メゾンのシューズ生産も手掛ける「OFFICINE CREATIVE」は他にはない色気、オーラを感じさせます。
昨年に引き続きのオーダーとなるダッドシューズデザインのモデルはPIOMBO(=鉛)色。ダークグレーパティーヌが何とも言えない色気、深みを引き出しています。
もう1型は今季の新作。
ライニングはネオプレン素材をソックスのように仕上げすっぽりと足を包んでくれるような履き心地に。そしてそれを包み込むように1枚のレザーでアッパーを作成。
もちろんどちらもミッドソールまでレザーで包み込みあぶり出しのような形でシューズのデザインを魅せています。
一枚革でここまでできるというのはレザーが上質であること、そして職人が熟練していることの証明でもあります。
セクシーな雰囲気に上質な作りと素材。大人が押さえておくべき一足となっています。
シーズン序盤のマストアイテムは定番つまりスタイリングの核になる物を押さえておきたいところ。
是非今回のFEATUREを参考に秋冬スタイルの核となるアイテムをワードローブに加えてスタイリングをお楽しみください。
シーズン序盤編として銘打った今回、果たして中盤、終盤とシリーズ化はあるのか⁉
それは未定ですが、まだまだ入荷は続きますのでシリーズ化目指します。