7月1日からレジ袋の有料化が義務化されるという事で
袋
の重要さが取りざたされている今日この頃。
人類の進歩は「袋」と共にあったといっても過言ではなく、農業の発展は袋が生み出されたことで作物が瓶よりも一度に大量に、かつ効率的に運べるようになったことでその進歩のスピードを速めたともいえますし、巾着袋の開発や装飾品としていわゆるバッグと呼ばれるものが生みだされるなど、生活に欠かせないものから、心を豊かにするものまで幅広く私たちの生活を支えてくれています。
人の足という観点で言えば足袋やソックスが生まれ、5本指デザインやシルク製、上質なコットンなど日夜気持ちの良い履き心地を実現するための開発が進んでいます。
ではさらにそれを包み込む“シューズ”はどうなのか？
足を包み込む袋(ソックスやストッキング)の気持ち良さを失わないためにもシューズ自体も足をやっぱり気持ちよく包み込むようなものでないといけないと思います。
そこで今回特集したいのがこちらのブランド
Thierry Rabotin(ティエリーラボタン)
高級靴を生産するファクトリーが多く集まるイタリアのパラビアーゴで生まれたシューズブランド。
熟練した職人たちの手によって200以上の工程を経て、軽く・ソフトで・快適な一足を生み出しており、伝統の技術と革新性を兼ね備えたシューズが提案されています。
「魔法の手」と評されるブランド名にもなっているティエリー・ラボタン氏が生み出す美しい一足は多くの女性を魅了しています。
そして多くの女性がこのシューズから離れられないのは「製法」にも秘密が。
ティエリーラボタンのシューズは
サケット製法
という製法によって作られています。だいぶ長い前振りでしたがいわゆる「袋」縫いのような作りになっているため、第2の皮膚のように足を包み込み気持ちの良い履き心地を実現してくれます。
またサケット製法は屈曲性の良さも魅力の1つ。その良さを損なわないために素材にもこだわりが詰まっています。
表側はもちろん、ライニングにも足なじみが良く耐久性も高いキッドスキン(子山羊革)を使用し、より包み込まれる感が実感いただけるはず。
ここからはそんなThierry Rabotinのシューズを使用したコーディネートをご紹介します。
存在感抜群のワンピースにはケンカしないように落ち着きを与えてくれるブラックの一足を。
甲のクロスストラップのデザイン、そしてブラックに箔押しすることでが重さを感じさせず、軽やかさを印象付けてくれます。
ワンピース：MEIMEIJ
爽やかなブルーのリネンシャツとホワイトデニムのコーディネートにはライトグレーの一足。
以前のSTYLEでもご紹介した通りブルー×グレーは品ありに見せてくれるカラーコンビネーション。
こちらも甲の部分にちらりと肌見せすることで一気に軽やかな足元に魅せてくれます。
シャツ：120%LINO(ブルーの在庫はお問い合わせください)
パンツ：DENHAM
この2コーデを撮っていてずっと感じていたのが、先にも書いた“履き心地の良さ”。柔らかさもそうなんですけど、やっぱり素材が抜群に良いです！
裸足で履いても痛くないですし、むしろライニングのレザーが気持ちよく包み込んでくれてこの時期は逆にソックスやストッキングを履くのがもったいない位です。
オープントゥを履きたくなる時期なんですけど、何となくそわそわしちゃうなんて時にこの一足があるととても便利。
クリーンな印象のホワイトワンピ×デニムの合わせにはパッと目を惹くレッドの一足。
こちらも甲の部分にクロスストラップを使って軽く見せつつ、トゥは打って変わってオープントゥに。
開きが広くないのであのそわそわ感はそこまで感じられないはず。
ワンピース：BAGUTTA
C+のデザイン性の高いオールブラックのセットアップにはハトメが印象的なシューズタイプの一足。
履き口周りはストレッチ素材を使用しているので、脱ぎ履きも楽ちん。シーズンを問わずに履ける万能の一足ではないでしょうか。
程よい張りと光沢感のあるブラーミンのワンピースに合わせたのが、ヒールタイプの一足。
凄いのがヒールの突き上げ感が全くなく、ウエッジヒールを履いているかのように履けるところ。
スッと伸びたトゥに深めに入ったVカットが足元を美しく見せてくれるのも嬉しいポイント。
機能を重視するとデザインが損なわれたり、その逆も多いのが割と一般的な中どちらも両立しているこの一足はいざという時に助かりますよ。
ワンピース：BRAHMIN
ここまでご紹介してきたThierry Rabotin、何と現在SALE中です！
このハイクオリティなシューズを足元に収める絶好のチャンスです！
正面は勿論、後ろも横も隙の無い美しい一足を是非このタイミングで体感してみては？
