「休日のお父さん」
と聞くとどんなスタイル、光景が思い浮かびますか?
個人的には“部屋着で横になって肘をつき(いわゆる涅槃の姿勢)、テレビを見てる”なんですが、
割と同じようなイメージの方いるはず。
何が言いたいかというと、「なんかダサい」という事。
普段はスーツでビシッとしてるのに、休みになると普段の反動なのか決まらないというか・・・・
わかっているけど変えられない、何を着たらいいのかわからないという方も多いのでは?
そんな皆様に今年一つの答えが見つかりました。それが
HERNO
イタリア発のダウンブランドは機能性とデザインのバランスが絶妙。
今季はトレンドの素材をHERNOらしい感覚で見事に組み込んだモデルが勢ぞろい。
あまりにも出来過ぎな羽織るだけで一気に決まる一着は休みの日のコーデ迷子を救出してくれるはず。
今回コーディネートはすべてインナー、パンツは変えずに、シューズも色違いを使ってご紹介します。
誰もが一本は持っているであろうデニムでここまでスタイリッシュに見える!
これ今回のFEATUREの狙い。是非読み進めてご納得いただければ。
というわけでまずはショート丈のアイテム達から。
初めにご紹介したいのが今季注目の素材コーデュロイを全面に使用したコーチジャケットデザイン。
ここ数年でアメリカの空気感をうまくとらえたアイテム作りを行うイタリアブランドが増えてきました。
アメリカンフットボールのコーチがこのタイプのジャケットを羽織り、それをヒップホップのアーティスト達が
ストリートウェアとして落とし込んだことから今日に至るまで定番として人気の高い形。
一般的には薄手のナイロン地を使用し、簡素なつくりの物が多いですが、HERNOらしい味付けを加えることで大人の着るべき一着へ変貌。
ボルドーカラーの細畝コーデュロイを表地に。独特な光沢感で一気に品と高級感がプラス。
程よくシェイプされたシルエットに中綿を入れることで保温性も兼ね備えた、これまでのコーチジャケットのイメージを覆す一着。
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こちらは対照的にイタリアブランドらしい美への拘りが感じられる一着。
テーラードジャケットにコーデュロイのパーカーをドッキングしたデザイン。
フードから前立てにかけてはジップで取り外し可能。旅行時など日中はフード付きでカジュアルに、レストランに入る時はジャケットでドレッシーに。
ダウンなのにきちんと感を出せるという一挙両得なおいしさのあるモデル。
「仕事の時もスーツを着て、休みの日位楽したい、でもだらしないと年齢的にも・・・」
なんて心配を吹き飛ばしてくれる、“楽でかっこいい”一着。
万能さはもしかすると今回ご紹介のアイテムでもピカイチかもしれません。
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ショート丈のトリを務めるのがこちら。
ただのグレーのダウンと侮るなかれ。暖かさと柔らかさ、そして生地の滑らかさが引き立つカシミヤシルク素材を表地に使用。メランジカラーの風合いも何とも品があり、カジュアルスタイル向けながら、ただ楽でくだけた雰囲気になるわけではない一着。
ステッチを入れつつも、着ぶくれ感がなくすっきりと収まるのでダウンに着られている感が出ないというのポイント。他のダウンパーカーとは全く違う質の高い一着はまさにその辺の小僧には着こなせない大人の為のもの。
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ミリタリーコートの定番「N-3B」をベースとした一着。
製品洗いをかけてあたりを出したようなこなれた風合い、ブラックでもカーキでもないグレーというカラーが絶妙にデキる、分かっているオトコを演出。
首周りのファーはラグジュアリー感を出しつつ、ボディのカラーと合わせることで顔回りをおじさんぽく沈ませず、明るくも見せてくれます。
またResortラインならではの薄手仕上げで見た目と着た時の軽さのギャップも見逃せません。
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こちらもミリタリーコートの大定番、いつの時代も衰えることのないM-51。いわゆるモッズコートをベースに作成。
シンプルなデザインにハンドウォーマーとフラップ付きポケット、そして代名詞フィッシュテール。
このデザインが生まれてから70年近く。それでも色あせて見えないのはHERNOのシルエットと素材感があるから。
今やメインのラインと双璧をなす「Laminar(ラミナー)」はGORE-TEXを使用したことで高機能に仕上がっているのが特徴。
防水、防風に加えて止水ジップなど、細かなところまで作り込まれモダンな一着。
使いやすいデザインとカラー。通勤にもオススメしたいモデル。
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最後にご紹介するのが、同じく「Laminar」シリーズのこちら。
襟のデザインが特徴的な本モデル。閉め切っても、開けていても自然に襟が立ち美しい襟元を演出してくれる一着。
ボディ部分は非常にシンプル。止水ジップやフラップの内側もジップ仕様のポケットに仕上げた防水仕様ですので、冬の悪天候時も問題なし。
ライニングはなんと取り外し可能。つまり真冬はライニング有の防寒仕様、春先や秋はライニングを外した軽量コート仕様にして着用できるという事!
冬が長いこともあり、春秋すなわち間の時期のアイテムをそろえる方が多くないというのが東北地方のお国柄。
(間の時期用があった方がいいのはわかっているけど、どうしても頻度を考えると別のアイテム・・・というのが本音ですが。)
そんな悩みを解消してくれるのがこの一着というわけです。
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■下記全てのコーディネイトに使用したアイテム
Knit:ZANONE
Pants:Richard J Brown
Boots:CALCE(ダークブラウン、ネイビー)
伝統に基づいた、美しく見えるパターンとハイテク素材、モダンなシルエットの融合。
羽織るだけでキマる「HERNO」は「なんかお父さんぽいよね・・・」なんて言わせない
休みの日の強い味方になるはず。
番外編
もう休日のお父さんは抜け出した、あるいはそもそもそんなスタイルとは無縁な服が大好きな
男性に送りたいHERNOがこちら。
本来内側に隠れているGORE-TEXのメンブレン素材を表に出した珍しい一着。
マットで細かなシワの入った独特な生地の表情は高機能素材でありながらレザーのようにも見えるというラグジュアリーさが魅力。
今注目のラグカジスタイルにも良くハマり、更に機能も兼ね備えているといういい所しかない一着は今シーズンマスト。
シューズは皆様ご存知、BRチャンネルの動画配信でもご紹介したデュカルス/DOUCALSのレースアップスニーカー。