SUGAWARA BLOG

名曲ですよね。

あとDESIREとか完コピしてる人いたら

（衣装髪型含めて主に髪型）

きっと握手を求めに行って写真撮ると思います。

 

靴においても飾りじゃないのよと言わんばかりの部分は

ありまして・・・

それは

穴

でございます。



EDWARD GREEN



DOUCAL’S



Crockett&jones

それぞれのファクトリーでそれぞれの色が出る部分でも

あります。

ちょっと興味をもって飾り覚えると、

それ〜〜ですか？なんて話になってとっかかりができる。

かも。です。

ただ、大体

 

よくブランドわかりましたね。

えぇ、穴飾りのデザインで。

 

なんて話になると苦笑いされる（若干引かれる）ので

最後の最後まで取っておいてください。

 

いま申し上げた通り、ご対応させていただく中で

穴飾り（正式名称はメダリオン）

と説明することがありますが、

元々は飾りではなく、しっかりとした意味をもって

つけられているんです。

 

ご存知の方も多いと思いますが、

より早く革に染みた水分を乾かすため、通気性をよくする為のものなんです。

 

そこから派生して、

イニシャルを打ち込んだり、スタッズを配置したりと

飾りとしてのものになって現在に至ります。

カントリーブーツなどに元々使われていたという背景もあってか

カジュアルなデザインとして定着していると思います。

 

革質やステッチの確かさなどで靴の良し悪しは判断される場合もありますが

実はこのメダリオンも判断するものさしの一つです。

このメダリオンがどの部分も正円に近いものは一般的にそのファクトリーの

技術が高いと言われています。穴飾りは通常先に開けてから縫製、吊り込みを行います。

ということはその開けた部分が吊り込み時に引っ張られることになりますので

それも計算して穴飾りのサイズ、デザインを決めなければならない。

伝統や技術に基づいた製靴。

非常にマニアックですが、面白い部分です。

 

今日は商品からちょこっと離れて小ネタでした。

 

 

忘れないでください。

メダリオンきっかけはリーサルウェポン。

 

 

sugawara ltd　佐藤